定年法の改革をめぐり、サルコジ大統領の提案に反対する
左派や学生が、しばらく前からストを繰り返していました。
ストには寛大なフランス人も、最近は抗議行動が暴徒化する
ケースがよくあり、生活も以前に増してめまぐるしい現代、
もはやあまりストを支援する気にはなれないところもあるようです。
そもそもはこの混乱は、定年を60歳から2歳引き上げることで、
年金制度を危機から救いたいという発想から来ています。
反対の理由は、その具体的方法が不平等だとか。
しかし大統領は強気の構えで、とうとう議会で可決させてしまいました。
まだ終わってはいないと対抗の意志を見せる左派ですが、
果たしてこの先どうなるのでしょうか。
秋・冬のヨーロッパ旅行を控えて足の混乱が気になるところですが。
2010年10月31日 |
カテゴリー:パリ・フランスの社会, パリ・フランスニュース
フランスといえばストや抗議行動が派手なお国柄というイメージがあります。
ごく最近テレビ局が行ったアンケート調査では、国民の54パーセント、
2人に1人が、1995年に起こった全国的なストライキのように、
抗議行動を起こすことを望んでいるという結果が出ています。
最近国内を揺るがしているストの問題、フランス人の本音はどうなんでしょう。
今回の争点である定年制の改革で、政府が労働組合の提案を
拒否するなら、ストで強い意思表示をするのが望ましいという訳です。
特に25歳~34歳の世代では68%が賛成であり、
公立系の職員や労働者では70%に及びます。
反対に65歳以上では35%しか賛成がありません。
とは言え、高齢者世代でも3人に1人は賛成ということになります。
やはりフランス人は燃えるのが好きなのでしょうか?
2010年10月25日 |
カテゴリー:パリ・フランスの社会
パリの小学校教諭が、定年制度の改変に関して、教職員労働組合からの
指示で、また1日のストを決行する見通しになっています。
パリ市内の教員の決定が簡単に覆せないものであることを
見せるために、市内の教職員組合がストを呼びかけました。
この呼びかけに答えた半数以上の小学校教員が、
火曜日にスト突入となりました。
物流やエネルギー関連の業界とは異なり、教育関係者のストは
特に今必要がないのですが、他の地域での動きと強調して、
木曜日から再びストを計画し始めました。
こうした強硬な動きにひるむことなく、国会で審議中の定年制度の改革は
どんどん進んでいるようです。
ご存じのように、フランスでは労働運動は過去の思い出にはなっていなくて、
まだまだ雇用関係の熱い摩擦がはっきり表れるお国柄。
先生であっても、生活を守るために自己主張は明確に、です。
2010年10月23日 |
カテゴリー:パリ・フランスの社会