ヴェズレーの教会
ブルゴーニュ地方にあるヴェズレーの教会は、
農村地帯の真ん中にあるヴェズレーという小さな町の中心として、
小高い丘の上に孤高にそびえています。
その美しさから、アクセスがさほど簡単でないにもかかわらず
あちこちで紹介され、数年前にはNHKでも取り上げられていました。
もともとは、西暦858年に女子の観想修道院として創立されました。
やがて巡礼ブームに乗って、巡礼地の一つとして知られるようになり、
キリスト教のマグタラのマリアの聖遺物とされるものが安置されるようになり
ますます有名になっていきました。
聖マドレーヌ教会と呼ばれるようになった由縁です。
しかし、こうした知名度の高さが災いし、近隣有力者たちの
思惑に翻弄されるようになり、1120年には戦火に見舞われました。
1280年頃からその名声は消え失せ、普通の教会となりました。
壮麗な美しさとその歴史から、ユネスコの世界遺産に登録されました。
2010年4月25日 | カテゴリー:フランス