お金持ちも労働者住宅に
HLM(アッシュ・エル・エム)と呼ばれる高層住宅群。
フランスの大きな都市の郊外にまとまって建っていることが多いのですが、
これは、特にある時期率先して建設された、労働者向け、
つまり比較的低所得者に重くない家賃で提供できる集合住宅なのです。
近年では建築年数が古いものが出始め、中には耐用年数を過ぎた
ということで取り壊されたものもあります。
ラ・トリビューン紙が調査した今回の結果では、入居が許される
所得等の上限に合わない、いわゆるお金持ち階級の5万3千世帯が、
実際にすでに入居しているというのです。
それでは、どんな裏口入居の実態があるのだろうかと
疑問に感じる節もあるでしょうが、実は、住宅社会連合の会長が
こんな解説をしています。
これらの「お金持ち」たちは、入居した時代にはまだ低所得者であり、
入居後に次第に生活にゆとりができ、裕福になったが、
そのまま古巣に留まっているのだろう、と。
2010年12月6日 | カテゴリー:パリの生活, パリ・フランスの社会